中学2年地学

フラスコの中で、雲を作ってみよう。

アニメで出てくる雲は、ふかふかのベッドような感じだけど、実際の雲はちがう。すかすか。雲に落下したら、そのまま地面まで急降下だ。子どもの頃の夢を壊す。これが、理科の勉強の副作用だ。

フラスコの中で雲を作るには、線香の煙が必要です。

  • 線香の煙はどんな役割をするのですか。
  • ピストンを引くと、中の空気全体の体積はどうなりますか。
  • 中の空気の体積が大きくなると、温度はどうなりますか。
  • 温度が下がって、露点に達するとどうなりますか。
  • 線香の煙なしでやってみましょう。雲はできますか。
雲を作る実験。

これやったことない人はいないかもしれない。やってみると初めて感じが分かる。簡単に雲ができるので、ぜひやってほしい必須中の必須の実験。

シュポシュポくんは、かけておいた圧力を一気に解放して、雲を作ります。

今回の実験では、ピストンを引いて、常圧より下げて雲を作った。逆にポンプで空気に圧力をかけ、常圧に戻すときに雲を作る方法もある。雲発生実験器 「シュポシュポくん」は、その例。圧力をどんどんかけていくと、容器内の温度が上がる。このとき、熱が周りに逃げて、常温に近づく。フタを取ると一気に気圧が下がり、空気の温度が下がり、雲ができる仕組み。