季節の変化は、太陽の高度で起きる。
太陽の光を、板で受け、温度の変化を調べる実験。
板は2枚。1枚は、寝かせる。もう一枚は、太陽の光に垂直になるように置く。
赤外線放射温度計で、2枚の温度の変化を調べる。
太陽光の高度が大きい方が、地面は温まりやすい。
季節によって、太陽の動く道は変化します。
「夏が暑いのは、太陽の高度が高いから。」(チコ5歳)
夏至の日と冬至の日では、太陽の南中高度に大きな違いがあります。
地球の地軸は、公転面に対して垂直ではなく、23.4°傾いている。
南中高度は、地点の経度と季節で変わる。
北緯35°の地点では、太陽の南中高度は55°になる。
春分の日、秋分の日、北緯35°の地点では、太陽の南中高度は55°になる。
夏至の日、太陽の南中高度は、地軸の傾きの23.4°が足され、78.4°になる。
冬至の日、太陽の南中高度は、地軸の傾きの23.4°が引かれ、31.6°になる。