中学3年地学

天体の1日の動き

天体の1日の動き

3年地学は「地球と宇宙」。

まずは太陽や星の日周運動について学習します。

日周運動とは、地球の自転にともなって、地球から見て、周りの天体が1日に1回転の運動をしているように見える、というものです。

  • 太陽は、どちらからどちらに動きますか。

透明半球の実験をやってみよう。

ステップ1 1時間ごとに太陽の位置を記録していく

ステップ2 点と点をつなぎ、日の出、日の入りの点を推測して書く。

ステップ3 真横から見て、太陽の南中高度を確認する。

天体が日周運動しているように見えるのは、地球が自転しているからです。

  • グルグル日周運動をしているように見える仮想のドームのことを「天球」と言います。
  • 我々の真上の天球上の点を「天頂」と言います。
  • グルグル回る地球では、北極がある方角が北の方位です。

地球が自転することで、天球が回転しているように見える。

地球の表面の半分は太陽の光を受けている。それが昼。

地球の表面の半分は太陽の光を受けていない。それが夜。

昼から夜への境目が「日の入り」。夜から朝への境目が「日の出」。

太陽と同じように、星の日周運動も地球の自転によるもの。

自転の向きが「西から東」というのは、地球の表面に立っている測定者から見たときの、地表の運動方向です。

同じように、天球の動く向きが「東から西」というのも、地球の表面に立っている測定者から見たときの、見かけの運動方向です。