中学3年地学

天体の1年の動き

季節の星座が変わるのは、地球が公転しているから。

地球が太陽の周りを回る運動「公転」

りかしつねっと
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時間の長さの単位を全て言いましょう。

生徒
生徒
1秒、1分、1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年。

りかしつねっと
りかしつねっと
地球が公転1周する時間の長さは、何でしょう。

生徒
生徒
1年です。

 

天球上の太陽の通り道「黄道」と黄道12星座

りかしつねっと
りかしつねっと
9月にみずがめ座を見ることはできますね。しかし、9月には、しし座は、見ることはできません。なぜだか分かりますか。

生徒
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しし座が、太陽の方向にあるからです。

りかしつねっと
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同様に、10月は太陽はおとめ座の方向にあり、11月はてんびん座の方向にあり、12月は蠍座ん方向にあることがわかります。
この図に載せた12の星座は天球上の太陽の通り道であり、黄道12星座と言います。
太陽の通り道は天球上の円で「黄道」と言います。

季節ごとに見られる星座は、ずれていく。

りかしつねっと
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黄道12星座の中から、季節の代表的な星座を4つ選びました。9月を例に何時ごろ、どちらの方向に、どの星座が見られるかを考えましょう。

9月、それぞれの時刻・方位にどの星座が見られるだろうか。

生徒
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日の出の6時ごろ、東の方位には太陽があるので星は見られません、南にはおうし座が、西にはみずがめ座が見られます。

生徒
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真夜中には、東の方位におうし座が、南にはみずがめ座が、西にはさそり座が見られます。

生徒
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日の出の6時ごろ、東の方位には太陽があるので星は見られません、南にはおうし座が、西にはみずがめ座が見られます。

各季節では、それぞれの時刻・方位に、どの星座が見られるかだろうか。

ワークシートを準備!

1ヶ月で30°公転すると、星座の見える位置も東から西へ、30°ずれていく。

オリオン座はおうし座の近くにあります。冬の代表的な星座です。

下の図の「地球」と書いてある位置に地球があるのは、12月です。真夜中に真南にオリオン座が見られます。1ヶ月後には、真夜中に、真南よりも30°西に動いたところに見られるようになります。

こうして、同じ時刻に見られる星座は、1年で360°、1ヶ月で30°、1日に1°東から西の方に移動していきます。