ネタ集め

地球の昔を知る方法(1)

南極大陸の氷には、72万年間の地球の空気が眠っている

南極に降った雪は、溶ける事なく降り積もる。降ったときの空気も一緒に積もっている。南極大陸の上にある氷は氷床(ひょうしょう)と呼ばれる。氷床は、3000m以上にも積み重なっている。

今日降った雪は、氷床の一番上の表面にある。
昔降った雪は、深いところにある。
氷床の一番深い谷には、地球で最も古い氷がある。72万年前に降った雪なのだ。

氷床を掘っていけば、昔の空気に出会えるのだ。

南極の「ドームふじ基地」では、この氷床を掘っている。円筒型のドリルで掘ってくり抜き出したものは、「氷床コア」と呼ばれている。

写真や実際の掘削の記録など、参考情報が欲しい人は、下のバナーをクリックしてください。